【令和5年度3月】安全協議会を行いました

新人紹介からスタート

3月の安全協議会も、沖縄の現場チームと沖縄の現場チームを除いた全社員と2回に分けて行いました。

今回は、協議会に入る前に新しく仲間になった社員の紹介から始まりました。

 

工程の進捗と完了予定の共有

これまでの工事の進捗状況と、これからの工事予定の工程を共有します。

自分がかかわる現場の状況だけでなく、社内の機械や人の動きをを共有することにより一人一人が全体を把握し、自主的に行動しやすくることが目的です。

 

また、自分がかかわっている現場も全体の状況から俯瞰してみることで、次に何をするべきか考えながら行動ができます。

元請様からの伝達

完了した現場では、元請様から

 

「無事故で工事を無事に完了することができました。安全管理を徹底し作業を行っていただいたおかげです」

 

とうれしいお言葉もいただきました。

元請様からのこういったお声も共有することにより、現場のやりがいに繋がります。

また、注意点や伝達事項などもいただくことがあります。

そういった場合でも、現場の関係者だけでなく全体に伝えることで各現場でも気を付けるように意識づけを行います。

自主点検の報告

弊社では、各現場で自主点検を定期的に行います。

その際に、気が付いたことや注意点などは分かりやすく当時の写真を元に共有します。

 

また、注意だけでなく前回の指摘事項で改善がなされたことも共有します。

そのことで、どういった点に注意し出来たのかを再確認できます。

機械や備品の扱いの周知

慣れてくるとついつい注意がおろそかになることあります。

そういった点も、弊社の現場に限らず他社の事例なども踏まえて紹介し注意点の再確認を行います。

 

機械も丁寧に扱うことで、不具合や修理した方がいい箇所などを事前に察知しメンテナンスを適切なタイミングで行うことが可能になります。

どういった点に着目し察知するのかも共有し社内全体で安全意識を高めます。

定期的にこういった確認を行うことで、より安全な現場環境づくりを目指しています。

 

また、施工条件が厳しい中での重機に近づく際の作業についての確認を行いました。

合図や声掛けなど、当たり前の事ですが、この当たり前の事をおろそかにすると危険に繋がります。

合図や声掛けの再確認を行い、現場での意識を高めます。

立ち位置の確認

他社の事例で幸い事故にはつながらなかったものの、危ない状況にあったことのディスカッションを行いました。

 

事例の状況を細かく行い、現場で作業する者に臨場感を持ってもらいます。

その事例から、どういったことが危険で、どうするべきかをディスカッションをおこないました。

特に今回の事例では立ち位置を注意するだけでリスクを減らせることの周知を行うことができました。

普段当たり前に行っている者もいれば、言われて再認識する者もおりました。

また、新人には現場に入る前の教育にもなりました。

災害事例から学ぶこと

他社の災害事例を元に違った角度から安全への考察を行いました。

 

他社の事例とはいえ、明日は我が身にならないとは限りません。

安全と危険は隣りあわせです。

活動指針を再確認し、改善能力や危険を察知し未然に防ぐための”気付き”の力を磨くことを目的とし教育を行っています。

また、死亡事故の事例を踏まえた考察も行いました。

”スポット作業についてはスポット作業手順書などを作成する”

ことがあげられました。

事故が起きないように当社の安全規定の確認も併せて行いました。

 

通達事項

資材の不備がないように、センターでの優先順位についての確認がなされました。

大事なことは、管理者がきちんと管理できる業務フローを確立する事。

そして、その業務フローを身に着けることにあります。

新しい取り組みを導入する際は、身につけるまで時間がかかることもあります。

何事においても、身に着けて続けることが大事だということを再確認いたしました。

 

最後に

災害からの教訓は多くの気付きや学びを得ることができます。

なぜ、危険感受性が不足・欠落していたのか?

この部分を掘り下げることで、事故を未然に防ぐことに繋がります。

ルールを守ること、ルールを守らせる仕組み。

 

こういったことを社内が一丸となり、

少しでも安全にみんなでやっていこう!

 

ということで、今回の安全協議会は終了となりました。