マルチグリッパ工法(地中障害撤去)

ケーシング回転削孔工法において、鉄筋コンクリート基礎、鋼杭などを「低振動・低騒音で破砕・撤去」する地中障害物撤去に使用します。回転するケーシングの下端に装着されるマルチグリッパは、ケーシングの トルク・押込み力を利用して駆動するので、油圧・電気など特別な動力源は不要です。チゼルのような衝撃破壊ではありませんので、「振動を嫌う」地域における地中障害物撤去に最適です。

地中障害撤去作業状況

マルチグリッパ

ケーシング内セット

構 図

特 徴

  1. ケーシングのトルク・押込み力を利用し、強力な掘削性能を発揮。
  2. スクリューヘッド・掘削バケット・底さらいバケットなど多様なアタッチメントの選択が可能。
  3. チゼルのように打撃の必要がないため、低騒音・低振動での掘削ができます。
  4. 吊りロープの掛け本数が選択でき、小型の相伴クレーンで操作が可能。
  5. 動力源を必要としないので、面倒な油圧ホースなどが不要。